さて、三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)を一回目読了しました。
鋭い読者の方々は、カテゴリーが「作文」に変わっていることにお気づきだと思います。
本書の中心的テーマの一つに、「要約力をつけよう」というのがあります。
要約だったら、「仕組み」かな…位で前回は「仕組み」にしました。
一通り読み通してみて、やはり「作文」だなと思い、カテゴリーを戻しました。
では、どこが「仕組み」から「作文」へ戻したポイントなのか…
これを説明するには、三色ボールペン読書法について触れなければなりません。
このブログは書評がテーマではないので、ごく簡単に紹介します。
三色ボールペン読書法とは、読書するときにボールペンで線を引きながら読書するわけですが、三色使うわけです。で、三色の使い分けが…
- 青
客観的に重要
青線の部分を再読するだけであらすじがつかめることが目安 - 赤
客観的に最重要
この文章の最も大事な部分
青線の部分に重ねて引くこともおっけ〜 - 緑
主観的興味
自分が面白いとか、文章の主題とははずれるけど、自分的には重要と思った部分
全ての色は重ね引きして問題ありません。
この方法のポイントは、
- 主観と客観を分ける
- 客観をレベル分けする
ことにあります。
さて、これがどう「作文」に関わってくるのか…です。
暗示文を作文するときに、この色分けを意識すると通りやすい暗示文ができるのではないか…と思うのです。
古典催眠ですから、現象とその発現の指示があるはずです。そこが赤。
以前、理由をつければ直接暗示の方が有効と書きました。その理由が青。
被験者固有の思い入れ等があれば、それを利用すると良い暗示文ができます。そこを緑。
ここでポイントなのは、この色分けは施術者の独りよがりではなく、被験者がそのように色分けするであろうように作文することです。
青と赤は簡単ですね。客観的な内容なので、普通の判断力がある被験者に通用する文章はすぐ作れます。
問題は緑です。被験者の主観なんてわかりませんから、これはなかなか難しいです。しかし、これが決まれば効果絶大です。逆にはずせば、最悪覚めてしまいます。
ですので、緑は無理に入れる必要はありません。
この様に考えると、三色ボールペン読書法は「作文」に有効な、一つの技術だと思えます。
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