最近「本を読む本」という本を読んでいます。
読書法について書かれた本で、Webで検索して書評を見る限りでは名著のようです。
文庫になってから随分経つようですが、恥ずかしながらつい最近まで知りませんでした。
読了したら、内容等を紹介したいと思います。
まだ読み始めたばかりですが、暗示文の作文を念頭において読むとなかなか趣き深いです。
特に、以下の部分
コントロールの見事な書き手なら、伝えるべき内容がよくわかっていて、相手に確実にそれを伝えることが出来る。暴投する書き手よりも、こういう書き手の方が読者としてキャッチしやすいにきまっている。
(18ページ、強調は引用者)
は、暗示文の作成者の心得としてそのまま使えます。
この本では、読書は積極的な行動として扱われています。
ボールをキャッチする行為も積極的な行動だが・・・という文脈で上の文章があります。
一方、暗示文の読者=被験者は受動的です。
というより、受動的状態に止めておかないと古典催眠はなかなかうまくいきません。
能動的な読者ならば、多少乱暴な文章でも色々と解釈して文意を取ってくれます。
しかし、被験者として理想的な受動的な読者は、文章をそのまま受け取ってしまうので、受け手が色々と解釈しなければいけない文章では文意が伝わりません。
これでは施術者の意図した現象を起こすことが出来ません。
ここで気をつける点は、ボールをキャッチすべくミットを構えている場所は毎回違う点です。
被験者が構えている所にピンポイントに投げ込まないとうまく受け取ってもらえません。
そしてその場所は被験者ごと、いや、施術ごとに変わります。
暗示文の大本は同じでも、その時その時で微調整をしなければいけません。
微調整については実践練習で行うとして、作文としては誤解の無い、他に意味を取りようが無い、わかりやすい文章を作るように心がけましょう。
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