積極的な読書のための技術として重要なことが、読んでいる間に質問をして自ら答えることです。
もちろん、どんな質問でも良いわけではなく、適切な質問でなくてはなりません。
意欲的な読者がしなければならない質問は以下の四つです。
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全体として何に関する本か
その本の主要なテーマは何なのか発見します。 -
何がどのように詳しく述べられているか
著者が伝えようとしている思考、主張、議論の要点を発見します。 -
全体として真実か、あるいはどの部分が真実か
この質問は、前の二つの質問に答えた後、初めて答えられます。
何が書いてあるか理解せずにはそれが真実かどうかの判断はできません。
本に書かれていることを鵜呑みにせず、真実かどうかを吟味することは読者の義務です。 -
それにはどんな意義があるのか
著者はなぜ、この本を世に問うたのか、読者に取ってそれは重要なのかを判断します。
そして、この本の内容のさらに先にはどんな示唆があるのかを問いかけて、さらに思考を深めていく必要が有ります。
「点検読書」は、初めの二つの質問に答えるのに役に立ちます。
「分析読書」は、この四つの質問すべてに答えないと完全にできたことにはなりません。
それができて初めて、その本の(全体または部分の)真実性の判断ができるし、その本の意義が読者の中でどの位置にくるかの判断ができるのです。
これらの質問は、それを心得ているだけではなく、読みながら質問をし、それに回答していくことが必要です。
読者は、これらの質問に正確に答えていく技術を身につけなければなりません。
それができて、初めて意欲的な読者と呼ばれるのです。
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