本を読む本と三色ボールペン読書法(14) 〜インターミッション〜

前回で第一部が終了し、次回から第二部に入ります。
第二部はまるまる分析読書に当てられています。

第二部では分析読書の規則が三段階、15の規則として記述されています。
ところが、頭から読んでいくと何段階有るのか、規則の総数がいくつなのかが最後になるまでわかりません。

初読の時はかなりストレスを感じました。
点検読書をきちんと行っていればそんなことにはならなかったのですが・・・

ここでは、まずその規則を先に記述してから第二部に進んでいきたいと思います。

  1. 分析読書の第一段階
    -何についての本であるか見分ける-

    1. 種類と主題によって本を分類する。
    2. その本全体が何に関するものかを、できるだけ簡潔に述べる。
    3. 主要な部分を順序よく関連づけてあげ、その概要を述べる。
    4. 著者が解決しようとしている問題が何であるかを明かにする。
  2. 分析読書の第二段階
    -内容を解釈する-

    1. キー・ワードを見つけ、著者と折り合いをつける。
    2. 重要な文を見つけ著者の主要な命題を把握する。
    3. 一連の文の中に著者の論証を見つける。または、いくつかの文を取り出して、論証を組み立てる。
    4. 著者が解決した問題はどれで、解決していない問題はどれか、見きわめる。未解決の問題については、解決に失敗したことを、著者が自覚しているかどうかを見定める。
  3. 分析読書の第三段階
    -知識は伝達されたか-
    1. 知的エチケットの一般的心得
      1. 「概略」と「解釈」を終えないうちは、批評にとりかからないこと。
        (「わかった」と言えるまでは、賛成、反対、判断保留の態度の表明をさし控えること)
      2. ケンカ腰の反論はよくない。
      3. 批評的な判断を下すには、十分な根拠をあげて、知識と単なる個人的な意見を、はっきりと区別すること。
    2. 批判に関してとくに注意すべき事項
      1. 著者が知識不足である点を、明かにすること。
      2. 著者の知識に誤りがある点を、明かにすること。
      3. 著者が論理性に欠ける点を、明かにすること。
      4. 著者の分析や説明が不完全である点を、明かにすること。

      <注意>12.13.14.は、反論の心得である。この三つが立証できない限り、著者の主張に、ある程度、賛成しなくてはならない。そのうえで、15.の批判に照らして、全体について判断を保留する場合もある。

本を読む本172ページ

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