施術時の、施術者と被験者の関係は上と下である必要があります。
以前、上から目線は禁止と書いたことと矛盾するようですが、今回と前回では上下の意味が違います。
上から目線が不快なのはなぜでしょうか。それは偉「そう」だからです。
これは偉ぶる人が押し付けている偉さだからです。
施術時に必要な上下関係は、被験者が自身で認める上下関係になります。
これは偉「そう」ではだめで、「偉い」でないといけないのです。
なぜそんな上下関係が必要なんでしょうか。
催眠は施術者の誘導に被験者が従うことで成り立っています。
ここには自ずと上下ができています。
この上下関係(誘導に従う)を阻害する状態があると、すなわち催眠に対するマイナス要因となります。
逆に言うと、この関係以外の関係ではどのような関係でも構わないことになります。
必要以上に偉ぶることは無いということですね。
親しい友人や家族には誘導しにくいことがあるのはこのためです。
普段築いているラポールがこの上下関係を阻害するようなものだと、誘導が難しいことになります。
上から目線と誘導に必要な上下関係との違いについて気をつけましょう。